リスクを管理して勝利を掴むモンテカルロ法

オンラインカジノに興味がある、もしくは既に始めているという人にとって、いかにして賭けに勝つかは非常に大切なポイントでしょう。
オンラインカジノだけに限った話ではありませんが、ギャンブルに勝つためには利益が損失を上回らなければいけません。
ですが、負ければ負けるほど賭け金の設定や損失を上回ることは難しくなっていきます。

カジノには様々な攻略法が存在します。
中には実際のカジノでは禁止されているものもありますが、オンラインカジノならば家に居ながらパソコンなどの画面上でカジノのゲームを行うので、さまざまな攻略法を使うことができます。
今回は数ある攻略法の中から特に有名な、「モンテカルロ法」について紹介していきます。

モンテカルロ法はどんな攻略法?

モンテカルロ法はどんな攻略法
モンテカルロ法は、紙とペンさえあれば始めることができる攻略法です。

元々はカジノの攻略法ではなく、シュミレーションや数値計算を乱数を用いて行う数学的手法でした。
中性子が物質中を動き回る様子を調べるために考えられたもので、ギャンブルやゲームとは全く関係ないものでした。

その後カジノの攻略法としても目を付けられるようになり、今ではカジノの攻略法の中でもトップクラスの知名度を誇るようになりました。
大まかな流れとしては紙とペンを用意し、ゲームの進行状況を書きながら簡単な数式でベットする金額を決めていくというものです。

そのためスムーズに行うためには慣れが必要ですが、計算自体は非常に簡単なものです。
モンテカルロ法はカジノで使われる前からこの名前が付けられていましたが、今では「とある人物がモンテカルロ法でモナコのモンテカルロにあるカジノを潰した」という言い伝えがあり、そこからモンテカルロ法と言われるようになったという逸話があるほどです。
この逸話からもその効果が高いことがわかります。

モンテカルロ法はカジノのゲームの中でも配当が1:1の2倍配当のもの(ルーレットの赤黒・奇数偶数、バカラ、ブラックジャックなど)や、1:2の3倍配当のもの(ルーレットのコラム・ダースベットなど)に使うのが有効的です。

モンテカルロ法の手順は?

モンテカルロ法は前述のように高い効果が期待される攻略法です。
ですが紙やペンで状況を記録しながら行わなければいけないため、手順をきちんと覚えなければいけません。

モンテカルロ法の手順は以下のようになります。

①紙に「1,2,3」と数字を横に書きます。

②書かれた数字の両端を足した額をベットします。
今回の場合は左端は1、右端は3になるので、ベット額は1+3=4となります。

③負けた場合は、賭けたベット額を右端に記録します。
今回はベット額が4なので、「1,2,3,4」と記載します。

④勝った場合は両端の数字を消します。
今回の場合は両端の1と3を消すため、残るのは2のみになります。
3倍配当の場合は両端からそれぞれ数字を2つずつ消していきます。

⑤これを数字が1つ、もしくは無くなるまで続けていきます。
そこまで続けていけば、大抵の場合で利益が生まれることになります。
3倍配当の方が勝った時の消す数字が多いのは配当が多いため、より多くの負けを取り戻すことができるためです。

モンテカルロ法は以上のように、ゲームを攻略するためのものではなく、賭け金とリスクを管理する攻略法です。
これにより負けた金額を取り戻すことができ、かつリスクを抑えて賭けていくことができます。

2倍配当編モンテカルロ法をやってみよう

2倍配当編モンテカルロ法をやってみよう
ここからは実際にオンラインカジノで遊んでいると仮定して、モンテカルロ法の流れを見ていきましょう。

まずは2倍配当の場合です。
1回目:最初なので記録は「1,2,3」となり、ベット数は4となります。
ここで負けた場合は損益は-4、記録は「1,2,3,4」と変わります。

2回目:ベット数は1+4=5となります。
ここで負けた場合は損益は-9、記録は「1,2,3,4,5」と変わります。

3回目:ベット数は1+5=6となります。
ここで勝った場合は損益は-3、記録は両端を消して「2,3,4」と変わります。

4回目:ベット数は2+4=6となります。
負けた場合損益は-9、記録は「2,3,4,6」となります。

5回目:ベット数は2+6=8となります。
勝った場合損益は-1、記録は両端を消して「3,4」となります。

6回目:ベット数は3+4=7となります。
負けた場合は損益は-8、記録は「3,4,7」となります。

7回目:ベット数は3+7=10となり、勝った場合は損益は+2、記録は両端を消して「4」となります。
ここで記録された数字が1つだけになったので終了します。
結果は+2とプラスの収支が得られています。

3倍配当編モンテカルロ法をやってみよう

続いては3倍配当です。

こちらの場合はベット額に対して3倍の金額が返ってくるので、損失は変わりませんが勝った際の利益が2倍になるので、損益を計算する際には注意しましょう。
手順の流れはほとんど同じで、勝った際に両端の数字を1つではなく2つずつ消すだけです。

1回目:最初なので記録は「1,2,3」となり、ベット数は4となります。
ここで負けた場合は損益は-4、記録は「1,2,3,4」と変わります。

2回目:ベット数は1+4=5となります。
ここで負けた場合は損益は-9、記録は「1,2,3,4,5」と変わります。

3回目:ベット数は1+5=6となります。
ここで負けた場合は損益は-15、記録は「1,2,3,4,5,6」と変わります。

4回目:ベット数は1+6=7となります。
負けた場合損益は-22、記録は「1,2,3,4,5,6,7」となります。

5回目:ベット数は1+7=8となります。
勝った場合損益は-6、記録は両端を2つずつ消し、「3,4,5」となります。

6回目:ベット数は3+5=8となります。
負けた場合損益は-14、記録は「3,4,5,8」となります。

7回目:ベット数は3+8=11となります。
勝った場合損益は+8となり、記録は両端を2つずつ消すので全てなくなります。

ここで記録された数字が無くなったので、終了します。

まとめ

ここまで紹介してきたように、モンテカルロ法を続けていけば利益を出すことができる場合が多いです。
まとめ
ですが場合によっては損失が出てしまうこともありますし、この方法を使えば必ず勝てるというわけではありません。
負けが重なってしまえばベットする金額もどんどん多くなっていくため、注意が必要です。

ですが、リスクを管理し勝ちやすい状態を整えるためには非常に重要な攻略法です。
オンラインカジノで遊ぶ際は、リスクをしっかりと管理して楽しむようにしましょう。

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